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8月10日 祝!新しい歴史教科書発売!4少し間が開きましたが、扶桑社の歴史教科書の特徴紹介
の続きを書きます。初めて来られた方で興味のある方はカテ
ゴリ欄の「扶桑社歴史教科書の特徴」をクリックして、過去
分を読んでみて下さい。
さて、これまで年代順に教科書の特徴を述べてきて、前回
は日露戦争のことまで記しました。
この日露戦争の前の、日清戦争から始まり第二次大戦で
敗北するまでの近現代史の記述が、中国、韓国、そして朝
日新聞や反対派の左翼団体の方々が一番問題視してる
部分です。
彼らの言うには、戦争を賛美している、近現代史を日本に
都合よく見ようとする歴史観で、バランスを欠いている、教室
で使うにはふさわしくないetc.
さらには逞しい想像力を働かせ、子供を戦場へ送る内容だと
いう方もおられました。(笑)
しかし、私が読んだ限りでは、そのような記述は全く見当たりま
せんでした。ごく常識的な記述で、私はどちらかと言えば、真ん
中より若干左寄りではないかと感じたぐらいです。
他社の教科書との違いは、日本が何故戦争をしなければなら
かったのか、その理由を述べていること、そして日本の近現代史
を語る上で外せない、昭和天皇について書かれていることでしょう。
戦争をした理由、昭和天皇のことについて書いてあるからと言っ
て、それを持って戦争賛美だというのは如何なものでしょうか。
他社の教科書は、殆どが日本が行った戦争は侵略戦争だと断定
し、日本が行った悪い部分だけを記述し、日本が戦争を始めた理
由などは書かれていません。そして、中国、韓国の言う歴史を鵜呑
みにして書かれているように思います。
例えば裁判で、一方の言い分だけを聞いて判決を下すことなど有
り得るでしょうか。双方の言い分を聞いて、精査のうえ判決を下す
はずです。戦争についても、日本側の言い分、相手国側の言い分
の両方を聞いて判断するものだろうと思います。
それを、日本が行った戦争は侵略戦争だと断定し、日本側の言
い分を載せない他社の教科書と、日本側の言い分もきちんと載せ
ている扶桑社の教科書、どちらがバランスの取れた公平な内容で
あるかは言うまでもないと思います。
この扶桑社の「新しい歴史教科書(改訂版)」は、現在1200円で
市販されていますので、興味のある方は購読されては如何でしょうか。 8月5日 祝!新しい歴史教科書発売!3 扶桑社の歴史教科書の特徴について述べています。
初めて来られた方で、興味のある方は前々回分から
読んでみて下さい。
特徴その5続き
前回、江戸の庶民が私たちの想像以上に豊かな生活をし
ていた事を述べました。それに少し補足します。
オールコックという、イギリスの外交官が、幕末に伊豆の辺り
を旅行して、「こんなに幸せそうな農民というのをヨーロッパで
は見ることがない」と書いています。
江戸時代は、わが国の歴史で最も長く平和が続いた時代
です。そして、経済も発展し、独自の文化も花開き、学問
も世界レベルに達するまでになっていました。そして、「武士
道」という倫理規範や、勤勉の精神を育みました。
このように、江戸時代と言うのは非常に成熟した時代で、こ
のことが、明治維新を経て、急速に近代化する土台となった
のです。
ですから、他社のように江戸時代を暗黒の時代としてしまうと
日本が近代化した説明がつかなくなります。扶桑社は最新
の研究成果を元に、成熟した江戸時代像を示し、近代化
の土台となった事を書いています。この辺りは、読んでいて
とても楽しいものになっています。
特徴その6
他社では矮小化されている明治維新の意義、功績をしっかり
書いてあります。
この時代1800年から1914年までの百年ちょっとの間に、欧
米列強による軍事力を背景とした植民地獲得競争をが猛威
を振るっていました。そんな時代の中、日本がアジアで独立を保
てたのは、明治維新の功績です。もし、明治維新が失敗してい
たら、日本は欧米列強の支配下におかれていたでしょう。
特徴その7
日露戦争を行った理由について、日本の安全保障と独立を
維持するための戦争だったときちんと書いてあり、さらにはその
世界史的意義についても触れてあります。
しかし、他社では幸徳秋水、内村鑑三、与謝野晶子など
「非戦論者」だけを紹介して日露戦争を描いています。そこ
には東郷平八郎も小村寿太郎の名前も出てきません。これ
では日露戦争の正しい意義を書けようはずがありません。
日露戦争につては、中国の孫文氏が的確なコメントをされて
います。7/28のブログに書いたのですが、もう一度掲載して
おきます。
「日露戦争のとき各国の人はみな、ロシアが中国の
領土を侵略することを恐れました。・・・中国がロシア
に侵略占領されてのち、こんどは世界各国を侵略し
はじめ、各国はロシアに侵略されるであろうからであり
ます。・・・日露戦争の後日本はロシアを朝鮮、南満
州から追い出してしまい、かくてロシアの世界戦略政
策をくつがえし、東亜の領域を保全し、世界に大きな
変化を生みだしたのであります。・・・日露戦争の結果
として、こんにち、アジアに強盛な日本があるので、世
界の白色人種は、たんに日本を軽視しようとしないのみ
ならず、アジア人をも軽視しようとしないのであります。
・・・たんに大和民族が一等民族という光栄を享受でき
るのみではなく、その他のアジア人もまた国際的地位を
高めうることになったのです」(1924年、広州での講演)
今は反日一色の中国人でさえ、日露戦争に対して
こういう認識を持っていたのです。
他にも、司馬遼太郎氏は、日本がもし日露戦争を戦わず
に、あるいは負けていれば、私たちの名字も今頃「何とか
スキー」になっただろうということを書かれています。 ので次回に続けます。すいません。m(_ _)m
8月3日 祝!新しい歴史教科書発売!2 歴史教科書の特徴を、私なりに述べています。
初めて来られた方で、興味のある方は前回分か
ら読んでみて下さい。
特徴その4の続き
前回、聖徳太子が「日出づる処の天子、書を日没す
る処の天子に致す。恙無きや」という国書を、隋の煬
帝に送り、隋に服従しないという意思を表明しました。
そして、華夷秩序(中国の皇帝を世界の中心とする
秩序)から離脱し、独立国としての道を歩み始めたこと
は述べました。それに少し補足します。
この国書を読んだ煬帝は激怒します。何故かというと
「天子」という称号が皇帝にしか許されない称号だから
です。煬帝からみれば、辺境の倭国の「王」(皇帝の
家臣の位)が「天子」を名乗るのは許せないという訳
です。
しかし、太子は煬帝の逆鱗に触れてもこの方針は変え
ませんでした。翌年送った国書には「東の天皇、敬(つつ)
しみて西の皇帝に白(もう)す」と、新たに「天皇」という
称号を造り出し、隋の立場を配慮しつつ、「皇」の字を
用いることで、前回の国書同様の意思を貫きます。
このときの「天皇」の称号が、1400年後の今日まで連
綿と続いているのは、素晴らしいことだと思います。
さらに、この教科書では太子の定めた「十七条の憲法」
十七か条の要旨を全て紹介しています。その中には
「私心をすてて公の立場に立つのが、君主に仕える者
のつとめだ」とか、「役人は人の守るべき道をすべての根本
とせよ」など、今の役人の方々に読んで貰いたいような
現在でも指標とすべき心構えが記されています。
特徴その5
他社の教科書は、江戸時代は重い年貢や厳しい身分
制度などの圧政で、庶民は苦しんでいた暗黒の時代だ
と書かれています。扶桑社は最新の研究成果を取り入
れ、私たちが想像してる以上に豊かな生活をしていたと
記しています。
例えば年貢の負担率について、大規模な新田開発に
よって百年間で全国の田畑の面積が二倍近くに増加し
た事実を記した上で、側注に「米の生産高が上がったが
検地で定められた年貢は据え置かれたため、実際の年
貢率は収穫高の3割まで下がった」と記しています。
3割と言うのは、今日の平均的なサラリーマンの社会保
障費用を含めた国民負担率とほぼ同等です。他社の
教科書の記述は、もはや時代遅れの認識ではないで
しょうか。
アメリカの女性研究者スーザン・ハンレーは、「江戸の遺
産」という著書の中でこう書いています。
「もし1850年に地球上のどこかに住まなければならない
という選択を迫られたとすれば、王侯貴族ならばイギリスに
庶民なら日本に住みたい」
1850年は、ペリーが来航する3年前です。つまり、当時
世界の庶民の中で一番幸せな生活をしていたのが江戸の
日本人だということです。
します。m(_ _)m 8月1日 祝!新しい歴史教科書発売!今年四月の文科省の教科書検定を合格した
「新しい歴史教科書(改訂版)」[扶桑社]が
本日発売されました。そこで、まずは前回の採
択の事を簡単に振り返り、次に今回発売された
改訂版の特徴を記してみたいと思います。
前回のものは、市販され60万部を越えるベストセ
ラーになり、多くの国民からの支持を受けました。
既存の自虐的な内容の教科書とは違い、最新
の研究成果を踏まえた歴史的事実が押さえられ
各界でも高い評価を受けました。
しかし、実際の採択では、左翼団体や朝日新聞
など一部メディアの激しいバッシング、阻止工作に
あい、採択率は1%にも満たないという散々な結果
に終わり、内容は多くの人に良い評価を受けながら
殆ど採択されず、子供たちの手に届かないという何
とも理不尽な結果に終わりました。
そして今回の改訂版ですが、基本的には前回の内
容を踏襲し、その上で実際に使用されていた現場の
教師の方々の意見などを元に、技術的にも内容的
にも徹底的に改良し、完成度を高めたものになって
います。さらに、写真や図版を増やし、レイアウトを
工夫し、カラフルで読みやすいものになっています。
特徴その1
まず最初のページを開くと、「日本の美の形」という
仏像、建築、絵画などの美術作品を中心としたグ
ラビアページが数ページに渡り続きます。これは本当
に見ごたえのあるもので、「日本はこんな素晴らしい
文化を持った国なんだ」というのを予告して本編に入
ります。
その2
序文の「歴史を学ぶ」というページでは、歴史を学ぶ
意義が書かれています。
歴史は自分と切り離された冷たい客観的な事実の
羅列ではありません。自分と血の繋がったご先祖が
それぞれの時代に、様々な困難な問題に直面しま
した。その困難に対し、悩んだり、苦しんだり、時には
戦うことを選択し、一生懸命に立ち向かい、それらを
乗り越えて来ました。そして、そのお陰で、現在の平和
で豊かな日本国になったのです。
この、ご先祖が懸命に生きて来られた歴史を実感する
ことが、歴史を学ぶことだと謳っています。
その3
他社では非科学的だとして殆ど取り上げない神話の
内容を紹介してるのも特徴です。
確かに神話は非科学的なものですが、しかしその中
にはその国の国民、民族の発想様式や心の動きの
本質が語られており、貴重な文化的遺産なのです。
これを子供に伝えないのは貧困な発想だと思います。
その4
聖徳太子を、日本の国柄の骨格を築いたグランドデ
ザイナーと言うべき人物として重要視していることです。
聖徳太子は外国から伝来した仏教を深く学び、政治
を行いました。しかし、仏教など外国の文明 が流入す
れば土着の宗教、文化などは衰退してしまうのが普通
です。ここで太子は日本の伝統的な神々も同時に大
切にする文化戦略を行いました。
この文化戦略のお陰で、日本古来の伝統を大切にし
ながら、外来の文化も排除せず、うまく融合させて生
かすという日本の文化的特性が生み出されていきました。
それから、アジアで唯一、中国と対等の外交を確立
したのも聖徳太子です。
当時、大陸には隋という強大な国があり、周辺国は
脅威にさらされていました。しかし聖徳太子は隋の皇
帝に対し、有名な「日出づる処の天子、書を日没する
処の天子に致す。恙無きや」という国書を送り、隋に
服従しないという決意を表します。
これにより、日本は華夷秩序から離脱し、独自の道を
歩み始めます。このことは日本外交史上の大きな外的
転換であり、これにより日本はわが国の国柄や文化に
「自立性」をもたらします。
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